人間社会は日進月歩で拡がりの一途にあります。即ち移動手段もさることながら、情報・コミュニケーションはその量とスピードにおいて、革命的な進歩を遂げています。

 このコミュニケーションの拡がりは新聞・出版等の印刷、放送そして昨今の電子メディアが牽引していると考えられます。電子メディアの普及は目を見張るものがあり、手軽さや量と速さは従来メディアを凌ぐものと言えます。一方、紙媒体（印刷）は視覚のみならず手に触れることで脳を活性化させると共に、人間感性に優しく深く記憶に訴える特性を有しており、その記録性にも大変優れたものがあります。この紙媒体の普及は一世紀以上に渡り文化の発展に多大な貢献を成し遂げ、今後もその役割を担うものと確信しております。

 日本製紙グループの一員である我社は印刷技術は勿論のこと、紙の特性を十二分に発揮するDNAも持ち合わせています。時代の新技術を取り込み、企画・品質・コスト・スピードの四位一体でお客様のニーズに応え、社会とコミュニケートし続ける会社でありたいと願っております。